価格の上がり下がりの激しい仮想通貨ですが、どうせ購入するならベストなタイミングで購入したいですね。
初心者の頃は買い時や売り時が難しいですね。
しかし、ポイントをつかめば初心者でも勝率を上げることができるのが仮想通貨投資なんです。
今回の記事は仮想通貨のおすすめの買い時と売り時を解説していきます。
目次
価格が上がっているときは買い時ではない
価格が上がっていると人間って「もっと上がるんじゃないか」と乗り遅れることに焦って購入してしまいがちです。
僕も昔はまさにそうでした。そして損をしていました(;_;)
仮想通貨の価格が上がっているときに飛びつくのはとても危険です。
個人投資家が少ない金額で大量に飛びついて売買を繰り返すことを「イナゴ」といいます。
一気に飛びついてすぐに離れることからそう呼ばれています。
そして、価格の上昇とともにチャートもどんどん急上昇していきます。しかし、その裏で高値で売り抜ける人もいます。結果、価格は暴落してしまい、
塔のようにとがった形になります。
このチャートの形を「イナゴタワー」といいます。
下のチャートは完全なイナゴタワーですが、これは下がったあとの価格もわかるから、「おれはそんなミスはしない」と思う人もいるかもしれません。
ではもう一つのチャートを見てください。
下のチャートは上のチャートの下落部分を隠したチャートです。
初心者の人はおそらく「もっと上がったところから少し下がり始めたら売却しよう」と思っている人がほとんどです。
しかし、実際は頂点から下がり始めると、「少し待てば、また元の価格にもどるはずだから、そのタイミングで売却しよう」と自分勝手な理由から売却をためらう傾向にあります。そして、売るに売れずにどんどん下落していき、最悪な場合は購入した価格よりも下で売却してしまい、損をしてしまう人もいます。
イナゴタワーに飛びついた個人投資家のほとんどはカモられて終了です。平均すると儲かる人より損する人の方が多いのです。
それよりも人と逆を行くほうが利益を上げる確率は高くなります。
株の格言にこういう言葉があります
「人の行く裏に道あり花の山」
つまり、みんなと違う方向に行くからこそ儲かるという意味です。
株も仮想通貨も下がったときが買い時なんです。
暴落時なんか買い時のチャンス以外のなにものでもありません。
ただし買い時はピーク時から10%下がったときはまだ様子見です。
仮想通貨の相場の推移を分析するとある法則が見つかります。
それが「2段階落ち」後の上昇です。
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初心者の人に注意して欲しいのは、ピークから価格が10%下がってもまだまだ買い時は焦ってはダメですよ。
さらに一段下がった底値付近まで待った方が安全なことが多いです。
10%ほど下がると、ロング(買いの人)が増えてきて一旦価格が上昇していくように見えますが、その後ロングの人が利益確定に走り
一気に価格が下がることがよくあります。下がりきって底値付近になったところが真の買い時です。
チャートを見ると大体の底値がわかります。
僕はこのポイントでいつも買いを入れています。過去の底値と比べて、大体ここまできたら反転するだろうというポイントです。
上記はビットコインキャッシュのチャートですが、この時の底値は18000円くらいですね。
今現在のビットコインキャッシュの価格はさらに下がっていますが、また新しい底値ができます。それを次の買い時の参考にするんです。
資産が億以上の成功者たちも仮想通貨、FX、株などで買い時は暴落や下落したときに買い増しをしています。
仮想通貨の価格を変動させるものとは?
僕が今まで仮想通貨取引をしてきて価格が急騰したり、暴落したりしたことが何度もありました。
その時、毎回なにが原因でそのような変動があったのかを調べた結果をお伝えします。
仮想通貨の分裂
2017年8月にビットコインがビットコインキャッシュに分裂したときはセグウィットといわれるシステムの導入で対立が起き価格が下落しました。
システムの導入は先が不透明で不安材料になることもあり、市場が混乱する可能性があり下落する傾向が多いようです。
解決!仮想通貨の分裂 ハードフォークとソフトフォークの違いとは?
法律の改正や規制のニュース
仮想通貨に関する新しい法律や各国の規制は実際に決定しなくても、情報だけで相場が下落することがよくあります。
海外などで、仮想通貨やICOの取引禁止などの情報が流れると高い確率で価格は下がっています。
本当がどうか疑わしい噂は自分で調べて、真相を見極めることが大切です。
取引所の破綻やハッキング
2018年1月にコインチェックがハッキングされたのは知っている方も多いと思います。
なにせ580億円というとてつもない価格ですから、ニュースにもよく取り上げられていましたね。
コインチェック以外にもハッキングされた取引所はあります。
そんなときは、ほぼ間違いなく仮想通貨全体の価格は下落します。
早く売却して自分にも悪影響がないようにと売りが売りを呼んで暴落が始まるのです。
ハッキングはいつどこでやられるか予想できません。大切な資産を守るためにも取引所に保管したままにせず、ハードウェアウォレットに保管することをおすすめします。
僕もコインチェックで一時取引停止になったので今はハードウェアウォレットで仮想通貨を保管しています。
おすすめハードウェアウォレットLedger Nano sの注意点とは?
仮想通貨の売り時はいつ?
お伝えしたような理由で仮想通貨の価格が下落することがあります。つまり買い時になるわけですね。
では売り時はいつなか?
ぼくの場合は、購入価格から10%から20%上昇したら一旦売り時とみています。
それ以上上昇することもあるのが仮想通貨ですが、それは結果論です。
売却した後にさらに上昇して「もっとガチホしていればよかった」と思うのは結果論であって、もし20%上昇したポイントから一気に暴落すれば、そうは思わないはずです。
一度にすべての通貨を売却する必要はないんです。
その投資法についてはこちらの記事に書いています。
過去の急騰の原因
国家の破綻
海外である国が財政破綻や経済が混乱するなどの金融危機に陥ったとき、為替がほぼ落ち資産の価値が失くなってしますことがあります。
そんな危機的状況のときに、仮想通貨は投資の逃げ場として選ばれることが多くなってきました。資産が一気に仮想通貨に流れ込んでくるので、価格が急騰することああります。
ミサイル発射は買い時
最近は北朝鮮もおとなしくなりましたが、2017年は弾道ミサイルを次々発射していましたね。
そんなとき、有事に巻き込まれた際、日本人が仮想通貨を購入する可能性が高いという噂から海外のマネーが仮想通貨に集中したことがありました。ただこの急騰は瞬発的な変動が多かったので、利益が出たらすぐに売却して一度撤収するのが安全です。
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このように仮想通貨の急騰と暴落にはあるパターンがあります。
暴落は怖いものですが、逆に考えるとこれはチャンスという考え方もできるのです。
つまり、価格がかなり安くなっているので、そのタイミングで仕込んでおけば、次に上がったときは利益になるわけです。
株やFX、仮想通貨で莫大な利益を勝ち続けている人たちは、必ずこのパターンで勝っています。
普通の人は上がってくると買いますが、勝ち続けている人は下がるときに買うのです。
僕もこのパターンを身に着けてからは資産は増え続けています。
みんなと同じようにして勝つならば誰もが同じことをするでしょう。
人の逆を行くからこそ、勝つことができるのです。損している人がいるその裏には必ず勝っている人がいるとうことを忘れないでくださいね。
どの仮想通貨にするか悩むなら時価総額で選べ
ビットコイン以外の仮想通貨はたくさん種類があります。ただし、詐欺コインもあるのでなんでもかんでも購入するのは危険です。
日本の取引所で購入できる仮想通貨は金融庁の審査に通っているものがほとんどなので比較的安全です。
その中でも時価総額が大きな仮想通貨がおすすめです。
時価総額とは「通貨発行量×市場価格」のことで評価の対象となります。
時価総額が大きいということはそれだけ安定感や信頼性があるということです。例えば会社を例にすると、トヨタやAmazonなど時価総額が大きな会社と「ブーブー自動車」や「なんでも商店」のようによく知らない会社とでは時価総額が大きな会社の方がなんだか安心できますよね?
僕はビットコインの次に時価総額が大きなイーサリアムを中心に投資しています。
イーサリアムは時価総額だけでなく、仮想通貨全体のプラットフォームであり、スマートコントラクトという自動契約の機能を持った仮想通貨なんです。
この機能にたくさんの企業が目をつけていて、将来的に普及していく可能性を信じて投資しています。
他にはリップルやネムも日本では人気が高いようです。
ただ時価総額が小さな仮想通貨はきっかけ1つで一気に大化けする可能性も秘めています。
草コインといわれる1円以下の仮想通貨は価格が急騰して短期間で数十倍から数百倍になることも多いです。
あなたの投資スタイルや資金と相談しながら投資する仮想通貨を選ぶことをおすすめします。
僕はイーサリアムを中心にリップル、ビットコインキャッシュを購入していますが、海外の取引所では草コイン数種類5万円〜10万円ずつくらい長期投資するつもりで購入しています。
草コインは最悪なくなってもいいくらいの気持ちで投資するのが気が楽でいいですよ。
忘れたころに「そう言えば、草コイン買ってたな〜」と思って価格を見たら思わぬ棚ぼたがあるかもしれませんね(^^)
仮想通貨の買い時、売り時まとめ
暴落時を買い時にするというのは、成功者の人達がほとんどやっている投資法です。
上がっているときに買うという人と同じような動きをやっても結局人並みにしか結果はでません。
人ができないことをするからこそ、利益を上げることができるのです。
価格が下落しているときを買い時にするのは怖い気持ちはわかります。
しかし、落ちるナイフをつかむ勇気がある人こそリターンがあるんです。
リスクがないところにリターンなんて存在しません。そんなおいしい話は世の中ないんです。
なので暴落時が買い時となったとき、購入できる資金を常に残しておく必要があります。
現金を残しておけば、暴落時が買い時になりチャンスに変わります。暴落を楽しむというのは変かもしれませんが、そのくらいの余裕をもって投資できれば初心者を卒業できたということです。
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