前回お伝えしたように仮想通貨を手に入れたあとは、取引所にそのまま保管するとハッキングや経営破綻の危険性もあり、あまり安全とは言えません。
なぜなら僕もコインチェックに仮想通貨を預けていました・・・
そして1月の580億円分のNEMのハッキング以降、取引が停止状態で再開されるまでは毎日指をくわえてチャットを眺めているだけです( ノД`)
(3月にコインチェック保有している仮想通貨の売却と送金が再開されました!)
さいわい海外の取引所にも分散して預けていたので、全資産が凍結という最悪な事態は免れたのですが、今回の件で取引所にすべての通貨を保管しておくのはとても危険だと勉強になりました。
ビットコインも過去にマウントゴックスという取引所から数百億円分が消失していますし、自分の資産は自分で守ることが一番だと身に染みました。
ということで今回は今のところ一番安全だといわれる保管方法「ハードウェアウォレット」の仕組みと安全性、また注意点についてお伝えしたいと思います。
目次
ハードウェアウォレットってどんな保管方法?
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仮想通貨の保管方法は大きく分けると以下の4つになります。
- ハードウェア
- オンラインウォレット
- ローカルウォレット
- ぺーパーウォレット
それぞれにメリット、デメリットがありますが、
オンラインウォレットはネットにつながっているので、かなり危険な状態です。取引所はコールドウォレットといって、ネットと切り離したオフラインでほとんどの仮想通貨を保管しています。コインチェックが盗まれたNEMはオンラインにつながった状態だったためにハッキングの被害を受けてしまったのです。
仮想通貨の保管方法で一番安全と言われるのが今回ご説明するハードウェアウォレットLedgerNano S(レジャーナノエス)なんです。
ハードウェアウォレットは取引所から仮想通貨のデータをUSBのような小さな端末に移動して保管する方法です。パソコンに専用のソフトをインストールして付属のコードでLedgerNano S(レジャーナノエス)とパソコンを接続してデータのやり取りをします。
LedgerNano S(レジャーナノエス)の小さな画面に表示される文字とパソコンにインストールしたソフトを確認しながら使います。Macとwindowsそれぞれに対応しているのでパソコンを持っている人なら問題なく使うことができます。
ハードウェアウォレットと聞くと初心者の方には難しいイメージを持つかもしれませんが、難易度で言えばパソコンとプリンターをつなぐような感じだと思ってもらえばいいかと思います。
LedgerNano S(レジャーナノエス)を購入するなら正規店代理店で
海外製品なので日本で正規品を買う場合は代理店からになります。
ハードウェアウォレットは今とても人気が高いのでインターネットや家電量販店など、在庫さえあれば誰でも簡単に買うことができます。
しかしここで注意点!!
必ず正規代理店で購入するようにしてください。いつも僕が使っているAmazonでも在庫があれば購入可能です。だけど、あまりおすすめはしません。
なぜなら、Amazonはしっかりとした業者の他にも個人が出品していたり、偽物や詐欺っぽい業者も紛れているからです。
一番安全な方法と思って購入したハードウェアウォレットに実は最初からウイルスが入っていて、仮想通貨が勝手に送金されたなんてことになったら元も子もないですからね・・・
なので購入するときは必ず日本の正規代理店から買うようにしましょう!
LdgerNano Sが壊れたりなくしたらどうなるの?
これは僕も最初心配していたことです。
なぜなら僕はよく車や家のカギ、テレビのリモコンなんかを失くして家の中を探し回っているんですよ(´;ω;`)
まだそれならいいですが、もしハードウェアウォレットを失くしでもしたら・・・
数百万円入った財布を落としたのと同じですからね・・・
「ああ~考えるだけ恐ろしい!!」
そんな僕みたいに「おちょこちょいの人」のために復元のパスワードというものがあります。初期設定時に表示される24桁の文字をリカバリーシートにメモして保管しておけば大丈夫です。
絶対にメモるときにパスワードを間違わないようにしてくださいよ!!
むかしドラクエ2の復活の呪文を間違って痛い目にあったことのある人なら分かるはず(笑)若い人は分からない内容ですみませんm(__)m
この24桁のパスワードをなくしたり、PINコードを忘れたら、あなたの保管している仮想通貨はセルフGOX(自分で破綻)してしまうのでくれぐれもご注意を!!
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送金先のアドレスが違う?!Ledger Nano sの注意点
今までお伝えした内容だと、ハードウェアウォレットが一番セキュリティー面でも安心で安全な保管場所と思う方がほとんどだと思います。確かに保管場所としては今のところかなりセキュリティー面では安全と言えます。
しかし、最近このLedger Nano sである事件が話題となっているんです。
Twitterで@DEGさんがツイートしていたのですが
Ledger Nano sに保管してある仮想通貨を送金しようと操作したところ、パソコンで自分が入れたアドレスとLedger Nano sに表示されたアドレスが変わっているという事件があったそうです。しかもビットコインの数量も変わっていたとのこと。気づかずそのまま送金したらどこの誰とも知らない人に送金してしまったかもしれません。
原因はパソコンがマルウェア感染していたとのことです。どんなにハードウェアウォレットが安全でも使っているパソコンがウイルスに感染していては元も子もありません。
ウイルス対策ソフトは必ず入れておくようにしましょう。
僕が10年以上毎年購入しているセキュリティーソフトです。今まで被害にあったことは一度もない信用できるソフトです。
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Ledger Nano sは品薄状態
Ledger Nano sはいまとても人気が高く品薄状態となっています。家電量販店でも注文が殺到して完売になっているとニュースでも話題になっています。
ハッキングにより、あなたの大切な資産が消えてしまってからでは「あとの祭り」です。
在庫のあるうちに手に入れて安全な場所に仮想通貨を保管しておくことをおすすめします。
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